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この度、私の夢がひとつ叶った。
長男が生魚を食べられるようになってからの夢。それは「みさきまぐろきっぷを使い子連れ日帰り旅をする」
朝、我が家の4歳の前で、「おいしいマグロを食べて、潜水艇で魚を見たくない??」と言ったら、「行く!きょう、行く!」というのでほとんど準備もなく、日帰りで行ってきた。なかなか楽しい旅になった。
7月最後の日曜日。夏休みの始まりに、夏らしさ全開の三浦半島へ出かけてきた。
みさきまぐろきっぷとは、
- 購入駅から三浦口までの切符
- 京急バス1日乗り放題
- おいしいごはん
- お土産またはアクティビティ
がセットになったお得な切符です。
京急で働いているお友達いわく「いやー他の切符(葉山女子旅切符など)に比べてみさきまぐろきっぷのお得さは異常」と言っていた。
働く人からしてもても異常なお得さらしい。
我が家は、海老名に住んでいるので、相鉄線で横浜まで行き、横浜から京急の券売機で当日分のみさきまぐろきっぷを購入した。
この上記のセットが大人1人4100円だった。
横浜から三崎口までの交通費が片道566円(往復1132円)
仮に、三崎口から三崎港までバスで行くとしたら、片道350円(往復700円)
交通費だけで1832円で、そこにご飯とアクティビティを体験すれば5000円は軽く超えるのでかなりお得だ。
こどもの切符は電車なので小学生から。アクティビティなどに参加する際は切符をもっていない子供料金だけ別途払うことになる。子供は横浜からの場合だと2860円。
我が家にはまだ小学生メンバーがいないので、小児券は買っていないが、みさきまぐろきっぷで出かけた人たちのブログをみると、子どもでもまんぷく券で大人と同じメニューが食べられるお店もあるらしく、かなりお得では…!?となっている。
子が小学生になったら念入りなリサーチのもと出かけたいと思う。
なんも下調べしないででかけたから知らなかったのだが、「デジタルチケット」というものがあるらしく、
日によってはデジタルチケットのほうがお得に購入できる。
例えば、横浜からの場合だと3,650円~4,100円とかなりお得になる場合がある。
しかも磁気チケットは当日券しか購入できないが、デジタルチケットは事前購入もできる。
デジタルチケットはこちらのサイトから購入できる。次回はぜひこっちを利用したいと思う。
https://newcal.jp/tickets(外部リンク)
今回は我が家のメンバーは、私、夫、長男4歳、次男1歳だ。
行く予定のなかった朝。朝食を食べながらこの休日の過ごし方を家族で相談していたところ、急遽みさきまぐろきっぷでお出かけすることに決まったので、出だしは遅かった。
横浜についたのが10時頃。
みさきまぐろきっぷで、京急の終点三崎口についたのは、11時過ぎのことだった。
食事は適当に現地でみさきまぐろきっぷが使えるところを探そうということで、一番の目的は魚大好き4歳のために「にじいろさかな号」だ。
「にじいろさかな号」とは水中観光船で、船の1階部分が水の中に入っていて、そこの窓から海を泳ぐ魚を見ることができるというもの。
のりものも魚も大好きな4歳歓喜の乗り物といえる。
にじいろさかな号は「三崎港」から出ている。
「三崎港」周辺には、みさきまぐろきっぷが使える飲食店も多く立ち並ぶし、まさにみさきまぐろきっぷの中心的な場所の一つといえると思う。
京急の三崎口駅から、三崎港まではバスで15分ほど。2番のバス停からバスが出ている。
さて、子連れみさきまぐろきっぷ旅のメインに決めた「にじいろさかな号」の出航時間から、今回のプランを考えた。
9:20 10:10 11:00 12:40 13:30 14:20 15:10 16:00(3月~10月のみ)
今回、三崎港に着いた時間が11:30だった。そのためお昼ご飯を先に食べて、13:30からの便のチケットを購入した。
つまり、こんな感じ
11時 京急三崎口駅着
11時30分 バスに乗り、三崎港着
12時 お昼ご飯
13時30分 にじいろさかな号乗船
14時30分 バスに乗り帰路へ
時系列的にはランチのあとににじいろさかな号に乗ったのだけれど、このままにじいろさかな号のことを先に書いていこうと思う。
にじいろさかな号の予約方法
にじいろさかな号は、当日三崎港にあるチケット売り場で買う必要がある。
にじいろさかな号が止まっているところのすぐそば、うらりマルシェの一角にある。
チケットは売り切れなければ乗船直前まで購入することができるが、定員になれば終わってしまう。
また一度購入したチケットの出航時間の変更などはできないから、余裕をもって購入しておくほうがよさそう。
今回我が家は13:30の便に乗船したが、乗り込むときにはすでに満員になっている状態だった。
たまたまだったけど、お昼ご飯前にチケットを購入しておいて本当によかったと思う。
にじいろさかな号は船酔いも注意
さて、にじいろさかな号だが。結構船酔いする。
もちろんその日の海のコンディションにもよるのだろう。あと自分のコンディションにもよる。
とくに、1階部分の魚をみるほうは中々に気持ち悪くなってしまった。
もともと乗り物酔いしやすく、あらかじめ酔い止めを飲んでいた4歳は船酔いも感じず元気だった。
まだ乗り物酔いをしやすい年齢に達していない1歳も大丈夫そうだった。が、私33歳と夫37歳は酔った。
にじいろさかな号のみどころ
にじいろさかな号は、魚のウォッチングポイントまで10分ほど海を走る。
その間は、景色を楽しむことになるのだが、100円で鳥の餌(かっぱえびせん)を買うことができる。
かっぱえびせんを海に投げ入れるとたくさんのかもめととんびが飛んできてかっぱえびせんを食べてくれる。
これがなかなか面白かった。本当にすごい量の鳥が飛んできて器用にかっぱえびせんを取りに来る。
10分はあっという間だった。(あちこち移動する1歳を御しながらの10分は結構しんどかったが)
そのあと、1階に入り魚を見る。
たまたま?
この日はもやもやとしていてあまりはっきりと魚を見ることはできなかったけど…いつもこうなのだろうか?
さて、船の上の階では魚へ餌付けをすることができる。
魚のすり身を海にまくと、たくさんの魚が食べに来てかわいい。昔釣りに行ったときのことを思い出す。
ここで釣りをしたらめちゃくちゃ釣れて楽しそう。
そしてまた10分かけて、三崎港へと戻る。
正直な感想を言おう…。
大人としては、1回のれば十分かな。(船酔いもしたし・・・)
けれどこどもは本当に楽しそうだった。船に乗るだけでこどもは楽しいのかも。
1歳も水中の魚を興味深げに目で追っていた。4歳は、「あんまり見えない!」と怒っていたものの、帰りを1階の水中が見えるところで過ごし(酔うし泡しか見えないしおすすめはできない)
「泡がいっぱい見えて楽しかった!」
と喜んでいた。(泡でいいんかい…!)
にじいろさかな号は楽しかったけど、今度は違うアクティビティも試してみたいなと思った。
(大人だけの時はスパ一択だったから…)
さて、にじいろさかな号の前にランチにした。
ランチは、にじいろさかな号のチケットがうっていたうらりマルシェのそばにある「三崎館本店」に入った。
完全にお店の外観で決めた。なんかすごそう。
まぐろきっぷで食べられるのは、ランチ限定のまぐろきっぷ膳
きっぷを使わなくても2310円(税込)で食べることができる。
おいしかった。ボリュームはちょっと少な目。
ちなみに、こどものメニューもありました。
マグロ丼~。
4歳はこちらを注文し、ペロリと食べました。びっくり。
1歳は大人の天ぷらやごはんをとりわけ、あとは持参したパンをあげた。まぐろのてんぷらもあったがそれはほとんど食べず。かぼちゃのてんぷらをすべて平らげた。
店内は、座敷で居心地がよく、1歳もいたので座敷はとても助かった。子連れは我が家だけのようだったが、こども椅子は1脚のみしかなかった。
適当に選んだ店だったけれど、とてもよかった。
ただ、マグロのお刺身の量とかを考えて、もっとがっつり食べたい場合は別の選択肢もありかも…。
にじいろさかな号のチケットを購入したうらりマルシェには、さかな館ややさい館があり、お土産をたくさん買うことができる。
お刺身などがとても安く買いたかったのだが、ちょっとこの暑さ、子供連れの荷物の量、家までの距離を考えて、買うことはできなかったが、荷物に余裕があるなら買いたかった…。
ただ、うらりマルシェの上の階でアイスやコーヒーなどが売っていたり、さかな館の一角ではマグロやホタテの串焼きが買えたりする。
このアイスコーヒーが、私史上一番おいしかった。ガムシロなしでもなぜか甘さを感じた。
暑い夏でも、アイスコーヒーがあればテラス席も気持ちよく感じられる不思議。
ホタテの串焼きがめちゃくちゃおいしかった。もちろんマグロも。
安定の写真を撮る前に待ちきれずに食べてしまったものである。
また、うらりマルシェにはおむつ替えスペースもあった。1階女子トイレにはトイレによくあるオムツ替え台が。
2階にはオムツ替え専用のスペースがあった。
個室で落ち着いてオムツ替えができる。
あと、2階のお手洗いのそばにさかなクンの大漁旗が…!!
我が家の4歳が電車系以外で唯一見る番組「さかなスター」でおなじみのさかなクンの大漁旗…!
可愛い~!!
今思ったけど、マグロ…の絵では絶対ないよね。カサゴ??
我が家はベビーカーをもっていきました。
バスに乗るときは、ベビーカーをたたまなければいけないのでそれが少し大変ですが、ベビーカーでも苦労することなく回ることができました。
さて、今回の日帰り旅はこれでおしまい。
そのまま再びバスに乗り、京急にのり帰宅。
海老名についたのは、17時頃。未就学児にはちょうど良い時間だったかな。
今回は、にじいろさかな号をアクティビティに選んだけれど、次回は別のも体験してみたい。
パンフレットを見ながら、早くも次の予定を妄想している。
例えば…
KEIKYU OPEN TOP BUS
上が開いている気持ちよさそうな京急のバス。
城ヶ島まで行って、ランチを食べるのもよさそう…。
みさきまぐろきっぷのコスパ的には微妙だけど、のりものだいすきな子供たちは喜びそう。
ソレイユの丘
ソレイユの丘がびっくりするほど楽しそうで。
大きなアスレチック、キッズスペース、ゴーカート、じゃぶじゃぶ池…などなど。
今回出かけたのは真夏だったからちょっと厳しいけど、春秋に絶対行きたいと思ってしまった…。
みさきまぐろきっぷだったら、遊具チケット3枚と引き換えられるらしい。これは1歳も4歳も楽しいだろうな。
これはもう絶対行く。絶対に。
小学生になったらSUPとか陶芸体験とか…日帰りじゃ間に合わないくらいアクティビティがある。
もう少し子供たちが大きくなったら、1泊くらいしてたっぷり楽しみたいなと思った。
子ども二人をつれての、みさきまぐろきっぷの旅。真夏。
楽しかったー!めちゃくちゃハードで疲れたけど楽しかった。
今度は絶対ソレイユの丘を目指していきたいと思っている。
ひとつ夢が叶い、また一つ新しい夢ができてしまったね。