小規模保育園のメリットとデメリット。3年間通わせてみた

小規模保育園

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長男は、0歳の時から保育園に通っている。

私は当時、就職活動中だったため、入園できたのは認可外小規模保育園だ。

小規模保意見というと、ビルの一角の狭い園内で少しくらいイメージがあるかもしれない。

長男が通った保育園もビル一角の狭い保育園だった。しかし、3年間小規模保育園に通わせてよかったと思っている。

現在1歳の次男は1歳クラスから大規模保育園に通っているが、次男も小規模保育園に通わせたかった、と思うくらいには気に入っていた。

さて、実際に子どもを3年間小規模保育園に通わせてみて感じた、メリットとデメリットを紹介したいと思う。

小規模保育園のメリットは?

  • とにかく手厚い
  • 異年齢の子とかかわれる
  • 風邪などの感染対策も〇
  • 保育園の子みんながかわいい
  • 保護者同士知り合いやすい

小規模保育園はとにかく手厚い

長男が通った小規模保育園はとにかく手厚く面倒を見てくれる保育園でした。

子どもは各学年4人ずつ。全員で12人。担任の先生だけでなく、保育園の先生、給食の先生、事務の先生までみんなで子どもを育ててくれている感じがします。

今大規模子ども2名を大規模保育園に通わせているからこそ、小規模保育園の手厚さが当たり前じゃなかったんだな…としみじみ感じています。

お迎えに行くと、今日の子どもの様子をたくさんお話してくれます。担任の先生はもちろんのこと、そうじゃない先生も。

特に感じたのは、保育園で1歳前後でよくある「噛みつき」の対応です。

恥ずかしながら、長男は1歳過ぎころからお友達を噛みつくことが多々ありました。でもほとんどが未遂で終わっています。先生が止めてくれているからです。「今日は、〇〇くん、お友達を噛みつきそうになってしまって…止めることはできたのですが」ということが多々ありました。

また、ちょっと子どもが荒れているときは、狭い園内ながらも仕切りで区切り、ほかのお友達と話して別にパズルなどで遊ばせてもらっていたり、など、先生の判断で少し離れて過ごす時間を設けてもらっていたようです。

もちろん、その保育園にもよるのでしょうが、先生の人数が多く子どもの数が少ない小規模だからこそできることなのかなと思います。

よく見ていただいていた先生方には本当に感謝しかありません。

今、次男を通わせている大規模園では、お迎えの時にその日の様子を話してくれることはほぼありません…。

異年齢のことのかかわりも良い

小規模園は特に朝や夕方の保育は学年合同で行われることが多いようです。

長男2歳を保育園に送るときに、朝泣いていることがあったのですが、上のクラスの女の子が「大丈夫?アンパンマンあるよ?」などと声をかけてくれることもあり、うれしかったです。

長男も最年長の2歳児クラスになったときには、下のクラスの子と遊んだり、遊んであげたりしたみたいで、とても良い経験になったのではないかと思います。

小規模園の時のほうが風邪をひかなかった

いろいろ要因があるので、一概には言えないのですが、小規模園のほうが風邪になる頻度が低かったように思います。

小規模園は狭いビルの一室の園なので、なんだか感染対策はいまいちなのかな…と思いきや、そうでもありません。

逆に人数が少ないので感染経路も少ないと思います。

長男は今は大規模保育園の3歳児クラスに通っていますが、月1で熱を出しています。今までは年2~3回しか保育園をお休みするような風邪をもらってこなかったのに、今や月1でお休みしています。なんてこった。(次男も風邪をひくので私の有給はゼロよ…)

保育園の子みんなかわいい

自分の子が一番かわいい、のはそうなんですが。同じ小規模園に通うみんながとてもとてもいとおしく感じます。

同じ0歳の時から一緒に育ってきたみんな。赤ちゃんの頃から知っています。保育園の送迎のとき、イベントのとき。

赤ちゃんだったみんなが、少しずつ成長して、おしゃべりしたり一緒に遊んだりしている姿は…感極まります。

卒園した今でも、街で会うと「〇〇君~!いってらっしゃーい!」などと声を掛けますし、子どもも「〇〇君のママ~!やっほー!」と声をかけてくれます。

こんなハートフルな日常が私にも訪れるとは…。

保護者同士の知り合いができやすい

1学年4人なので、イベントごとで顔を合わせるほかの子のママたちと知り合いになれます。

大規模園だと人数が多いので正直誰が誰のママで…など把握していません。

でも小規模はイベントもアットホームでほかの保護者と顔見知りになれますし、卒園した今も子ども同士を遊ばせるために連絡を取ったりしています。

おそらく、私は大規模園でママ友を作るのは無理っぽいのですが、小規模園だからこそ子どもを遊ばせることができるいわゆるママ友ができた!と思っています。

小規模保育園のデメリット

小規模保育園のデメリットはたったひとつ。

3歳で保活と慣らし保育を再びしなければならない!

以上。

3歳でよい保育園が見つかるか、入れるか心配ですし、保活もしなければなりません。

育休中の保活とはちがい、働きながらの保活だと、仕事を休んで子どもも保育園を休ませて園見学に行かなくてはなりませんしなかなか大変です。(私は次男育休中だったのでラッキーといえばラッキーです。)

また、慣らし保育もまた大変。0歳からずっといた保育園を卒園して新しい保育園で新しいお友達に囲まれ、新しい環境に慣れなければいけない子どももとても大変だったと思います。

長男は4月から慣らし保育を始め、7月ごろまで朝はずっと行き渋っていました。(行ったら行ったで楽しそうな様子でしたが)

ずっと、前いた小規模園に戻りたい…!と主張していました。

それが一番のデメリットです。

3歳という幼さで、卒園やお別れを経験し新しい保育園に行くこと、きっと親が想像しているよりもずっと大変だっただろうな…と思うと切なくなりました。

小規模保育園に通わせてみて感じたメリットデメリットまとめ

以上が、小規模保育園に通わせてみて感じたメリットやデメリットでした。

園庭がなくビルの一室保育園でしたが、毎日散歩にでて近くの公園で遊ばせてくれていたので、園内の狭さはそこまで気になりませんでした。

本当に小規模保育園は手厚くて、「一緒に子育てをしてくれる仲間」感が強かったです。(もちろん園による差はあると思いますが。)

入れそうなのが小規模園しかなくても、保活の結果小規模保育園になってしまったとしても、不安ばかりではなくその手厚さに感動する日も来る…かもしれません。

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